各種目の決勝が行われ、最多ム戦自分女子シングルスで2013年、4度19年、目V22年大会覇者の世界ランキング5位・山口茜(再春館製薬所)は、輪直同14位のブサナン・オンバンルンパン(タイ)を2―0で下し、後の回も4度目の優勝を飾った。同じ同種目では1982年、優勝86年、山口史上甘井87年、茜ジ89年大会を制した李玲蔚(中国)に並ぶ大会史上最多に並ぶ快挙。ャパンOPでパリホーのことながらで4すごいなと試合後は「決勝は積極的最多ム戦自分にプレーできて、もっと良いプレーをしようと前向きな気持ちでプレーできた。4度それが一番よかった」と、笑顔で振り返った。
山口は序盤から終始ペースを握り、第1ゲームを21―11で先取。第2Gも出だしから4連続得点し、最後は21―10と圧倒的な力を見せつけた。全種目を通じて日本勢で唯一決勝に進んだエースが、ホームの大歓声に応えた。
パリ五輪では準々決勝で金メダルを獲得した安洗塋(アン・セヨン)に激闘の末に惜敗。それでもシングルスで3大会連続の8強入りを果たした。今大会に向けては「五輪後は何もしていないという表現が正しい。疲労がというより、トレーニング、準備ができてない状態」と、心身ともに調整は難しい状況。それでも23日の準々決勝で難敵の韓悦(中国)をフルゲームで退け、24日のスパニダ・カテトン(タイ)との準決勝では、第2Gで一時4点リードを許してから逆転し、ストレート勝ちした。「試合で徐々にコンディションが上がってきた」と、ホームの歓声も背に偉業を達成した。
大会史上最多のV4。山口は「自分のことながら、同じ大会で4回も優勝するのはすごいなと思う」と、白い歯をこぼした。2013年での初優勝から11年。トップを走り続ける山口は、来年以降の活動については「今、考え中。自分の気持ちと向き合っているところなので、来年についても私自身、分からないです」と、熟考の姿勢を示した。
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